クチポール×箔一 日本と欧州の職人技が融合した 金箔のカトラリー

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2024年05月09日

この度、株式会社箔一(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:浅野 達也)は2024年4月27日(土)より、ポルトガルのカトラリーブランド「クチポール」とコラボレーションによるカトラリーを販売いたします。

金箔を纏ったcutipolのカトラリー

■伝統とモダンを表現するクチポールのカトラリー

ポルトガルの北部に位置するギマランイスは、同国の初代国王生誕の地である歴史都市で、昔からカトラリーの生産が盛んなことで知られています。このギマランイスの地で数ある工房の一つとして誕生したクチポールは、伝統の職人技を受け継ぎつつ、モダンで斬新なデザインを取り入れることで世界的なカトラリーブランドへと成長を遂げました。工房で1本1本丁寧に作られるカトラリーは、確かな品質も相まっていまでは世界の一流シェフにも認められています。

1本ずつ丁寧に作られている様子1

1本ずつ丁寧に作られている様子2

■クチポールと伝統の金沢箔の出会い

金沢箔のカトラリーを構想している際、クチポールとの出会いが開発の原点となりました。ポルトガルと日本、両国の職人技と美意識が融合することで、より優雅さを感じるテーブルウエアとなりました。

■クチポールと箔一、いくつかの共通点

クチポールと箔一は、遠く離れた場所で生まれながら、その成り立ちにはいくつかの共通点があります。歴史ある地方都市に生まれたこと、そして伝統的な業界に革新を起こすきっかけに一人の女性が寄与していることです。二人の女性は、保守的な男性社会である伝統産業に、生活者としての新しい感性を持ち込みました。「伝統とモダン」、「美と機能」の融合が発祥の地を超えて世界中で高く評価されるクチポールと箔一、その背景にこうした共通点があることも興味深いことです。

■和の心を感じるカトラリーとして

ポルトガルで生まれたデザインが、日本の文化と融合することで、さらに美しく進化をしています。デザインだけではありません。日本文化では、夫婦箸など、家族それぞれが自分専用のカトラリーを持つ習慣があります。こうした使い方ができるカトラリーとしてもご提案しています。ご両親やご友人の夫婦に向けて同じカトラリーを色違いでペアにして贈るなど、西洋と日本の文化が融合した新しいギフトとしておすすめしています。

■二つの提案。金糸とちらし

箔一の散らし技法

金箔の加飾を行うにあたっては、伝統技法を現代の志向に合わせた2つの柄を採用しました。

・金糸

箔一オリジナルの技法で、金色の糸が、縦横無尽に描かれています。繊細ながらダイナミックな勢いを感じるあしらいは、すべて職人の手わざによってつくられています。手作りのため、1つずつ柄が異なるのも魅力です。

Cutipol MIO 金糸1

・散らし

「砂子筒」と呼ばれる、ふるいのような道具や刷毛を使い、金箔を小さく砕いてあしらっていく技法です。大小さまざまのフレーク状の金箔が、起伏に富んだ柄を作ります。散らしは平安時代にもみられる伝統技法ですが、現代的なデザインにも似合います。

utipol MIO ちらし1

■現代の暮らしに合わせた機能性

このシリーズを実現できた背景には、箔一の技術力があります。箔一では、日本で初めて金沢箔工芸品を作って以来、金沢箔をもっと日常の暮らしの中で使っていただきたいと考えてきました。今も日本人の心を大切に、季節を感じさせるデザインや贈り物に喜ばれる商品を作っています。

かつて金箔は剥がれやすいため日用品には使えない、とされてきました。箔一では、技術を磨き、様々な接着やコーティングの手法を検証することで十分な強度を実現しました。いまでは、金沢箔を様々なテーブルウエアやインテリアに用いることができるようになっています。今回のカトラリーには、持ち手に金箔があしらわれていますが、通常のカトラリーと同じようにお使いいただくことが可能です。使用後は、スポンジの柔らかい部分を用い、中性洗剤で洗ってください(食洗器非推奨)。

<商品ラインナップ>

Cutipol MIO 金糸<4本>

Cutipol MIO 金糸2

Cutipol MIO ちらし<4本>

utipol MIO ちらし2

■商品概要(2商品共通)

セット内容:フォーク2本(ブラック、アイボリー)

      スプーン2本(ブラック、アイボリー)

本体サイズ:フォーク、スプーンともH220mm

価格   :33,000円(税込)

発売日  :2024年4月27日(土)

販売   :箔一各店、箔一通販サイト( https://hakuichi.jp )にて

記事提供:@Press

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